注文住宅の間取り例

注文住宅の間取り例 初めて新築の注文住宅を依頼する人にとっては、間取りを考えることが楽しみの一つだといえます。そこで今回は注文住宅で評判の良い間取り例をいくつか紹介します。まずは階段の位置をリビングの中に持ってくる設計です。これはリビング階段と呼ばれています。外出や帰宅の度に家族同士が自然な流れで顔を合わせられることが、リビング階段の魅力なのです。実際に住んでいる人からは「親子間のコミュニケーションが取りやすくなった」という声が上がっています。さらに蹴込み板のないスケルトン階段を採用すれば、リビング内の空気の流れが遮られることはありませんし、圧迫感も軽減されるのです。またキッチンで例を挙げるとすると、キッチン本体が壁に面していない注文住宅が好評を得ています。複数人がキッチン本体を囲んで調理に参加できるため、家族が協力して料理を作れる点が人気の秘訣なのです。ちなみにキッチン本体が壁と接することのないこのタイプは、アイランド型キッチンと呼ばれています。外出自粛のため家族同士でホームパーティーを開く機会が多くなっていることも、このアイランド型キッチンの人気を後押ししています。

注文住宅の間取りを決めるときにはシミュレーションが大事

注文住宅の間取りを決めるときにはシミュレーションが大事 注文住宅を購入するときには間取りを決める必要がありますが、失敗しないためにはシミュレーションを行っておくことが大切だと言えます。理想や希望を詰め込めば素敵なマイホームに仕上げられると思っている人もいるかもしれませんが、ただ理想を詰め込んだだけでは使い勝手が悪くなってしまう可能性が高いです。実際に生活している様子を思い描きながら部屋の数や配置を決めると、注文住宅に住み始めてから本当に快適に生活することができるかどうか判断することができます。また、購入してすぐのことだけではなく、自分たちが年齢を重ねたとき、子供が大きくなったときなどにも利用しやすいかどうか考えて決めていくことが大事です。注文住宅の設計を考えるときには専門家に相談することもできるため、自分たちのシミュレーション結果を伝えた上で話し合いを進めていき、住み始めてから不便さを感じることがないような間取りに仕上げていくようにしてください。